2011年9月10日土曜日

声調再勉強(4)

とりあえず「漢語会話301句」の単語声調暗記を試みてみた。

このレベルだと、ほぼ全ての単語が日常常用単語ということもあり、
何回か繰り返せば、声調は当てられるようになる。

でも、次の日も残っているのはほんのわずかで、大半は忘れてしまう。

年齢のせいもあるだろうし、定着率が悪いのはある程度想定済みとはいえ、
何回やってもそのたびに忘れてしまう事実を認識させられると、
「自分はなんて頭が悪いのだ」とモチベーションがガタ落ちである。

ただ一方で、進歩みたいなところもある。

声調がある程度分かる単語についても何度も当てる作業をしていると、
最初は、単語(漢字)をみて「うーん」と考えて、「これは2声、4声だ」という
ように当てていたものが、何度目かから単語をみたらすぐ声調が
思い浮かぶようになる。

中国語の本をいっぱい出している相原茂先生が、確かどこかで「漢字をみた瞬間に
「声調つきピンイン」が頭に浮かんでくる」というような表現をされていたと思うが、
それに近い感覚なのではないかと思う。

結局のところ、中国語のリスニングやスピーキングで使える単語というのは、
この域に達した単語だけなのではないだろうか。

中国語は本質的に「暗記科目」なのだ。

まだまだ先が長いことだけは分かった。

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