「中国語は英語と同じで、主語+動詞+目的語の順番」
がある。
確かに、動詞の位置、否定を意味する言葉(不、没)の挿入位置は英語に似ている。
日本語 : 私は本を読む(読まない)
英語 : I (don't) read a book
中国語 : 我(不)看一本书
あと、前置詞(介詞)句の作り方も、
日本語 : あなたの家で
英語 : in your house
中国語 : 在你的家
と介詞が前に来るところが、英語に似ている。
一方、中国語は日本語に似ているところもある。例えば疑問文。
日本語 : あなたは学校に行きますか?
英語 : Do you go to school?
中国語 : 你去学校吗?
英語は、文を話し始める際に疑問文であることを明確にする必要があるが、日本語と中国語は文の最後まで聞かないとわからない。
また、条件節を作る際、
日本語 : (もし)あなたが行くのであれば
英語 : if you go
中国語 : (如果)你去的話
英語では節の最後の変化だけで条件節にすることはできない(最初にifやsupposeをもってくる必要がある)が、日本語や中国語は、最初に「もし」や「如果」を使うoptionもあるが、使わなくとも最後に「であれば」「的話」を付加することで条件節化することができる。
あくまで感触としてだが、
日本語は「文の最終段で意味を確定することが多い」
英語は「文の頭の部分で意味を確定することが多い」
中国語は「両方の場合がある」
ように思われる。
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