2011年2月15日火曜日

中国語が使えるかどうか

今日、上海の地下鉄駅で電車を待っていたら、
大きな荷物を持った青年に話しかけられた。
「ちょっと聞きたいのですが...」

話がずれるが、私は海外で道を聞かれることが多い。
アメリカでも、イギリスも、いまの中国でも。
中国では、まあ中国人と見かけの区別はつかないからわからないでもないが、
なぜイギリスでまで...

さて、本題に戻る。

その青年は私に、
「xxxにはどうやっていけばよいのか? この電車に乗れば行けるのか?」
と尋ねた。

しかし、「xxx」のところが聞き取れなかったので、やむを得ず、
「わかりません」と答えると、私の後ろにいたおばさんが、
「あー、そこはねえ、二号線に乗り換えるのよ。
ここは4号線だから"世纪大道"まで行って、二号線に乗れば"龙阳路"につくわよ」

"龙阳路"は、毎日通勤で通っているところだ。

あの青年は絶対"龙阳路"という言葉は使っていなかった。
もしかして、"リニアモーターカーの駅"などと言っていたのだろうか。

ほとんどわかっているのに、最も大切な部分が聞き取れず、
結局、全く聞き取れないのと同等の結果になった。

中国語が実用になるかならないかの差は、
ほんの些細なものだが、そこを乗り越えるまでにはまだ遠そうである。

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