2012年11月15日木曜日

読書 红楼梦(1) 青少版

ちょっと前に「三国志」の青少年向け版に挑戦したが、
今度は「红楼梦」を買ってみた。

いつものように中山公園駅前にある本屋に行って、前に買った「三国志」と
同じシリーズ(中国古典文学四大名著・青少美絵本)のものを
探したのだが、残念ながら置いていなかった。

仕方がないので、別シリーズの「红楼梦」を買った。
これは「四大名著挿画本・青少版」とかかいてあり、
やはり4大古典(三国志、水滸伝、西遊記、紅楼夢)のシリーズとして
出版されている。

「青少美絵本」は「美」が入っているだけあって挿絵がカラーだが、
この「青少版」は挿絵は単色で、装丁も地味だ。

ためしにこの青少版シリーズの「三国志」を中を見てみたら、
全体のページ数が約250ページほどで、
私が読んだ「美絵本・三国志」より100ページぐらい少なかった。
内容も端折られているとみえる。

値段も「青少美絵本」は40元弱なのに対して、
「青少版」は20元弱できっちり半分である。

よく見たところ「青少美絵本」も「青少版」も
「吉林出版集団」という同じ会社がだしているものだった。

こんなに似た本をいくつも出すなんて、
商売的にどうなんだろうというのはちょっと気になったが、
値段が倍も違えば客層も違うのかもしれない。


三国志のときも、ストーリー知識はほとんどなかったものの、
それでも登場人物の名前ぐらいは知っていて多少親しみもあったのだが、
今回は完全に予備知識ゼロからのスタートなので、
前以上に苦労することが予想される。

いちおう、以前中国語の先生(文学好き)から口頭で聞いたところによると、

三国志、水滸伝、西遊記に比べて紅楼夢だけは時代が少し後に書かれたもので、
内容も他の3つは「戦い」がメインなのに対して、
こちらは上流階級の生活や恋愛感情が描かれているので、
どちらかというと女性向きでは。

とのことであった。

別の先生(文学好きでない)は「読んだことないけど、ドラマ化されたものを
ちょっと見たことある」といっていた。

あんまり普通の人が「よく知っている」というほどではないようである。

私自身も私自身も日本の古典文学の知識は全くないので、
偉そうなことはいえないが。

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