2012年1月14日土曜日

新HSK(3) 六級の構成

筆記6級試験の構成は、聞き取り(听力)、読解(阅读)、作文(写作)から構成される。

詳しくはまた後から書くとして、まずは全体の概要を。

聞き取りは3つの部分から構成され、第一部分は短文、第二部分はインタビュー音声、
第三部分は長文が流れ、それぞれの後に質問がある。

第一部分と第三部分は、まあ一般的なリスニング試験の構成と言えるが、
特徴があるのは第二部分であろう。

インタビュー音声というのは、つまり一般人が話した文章を聞く、ということである。
訛りがあったり、聞き取りにくいところがあったりとかするわけで、
まさに「実際に使える中国語であるかどうか」を試験しているわけである。

以前、HSK初中等で聞き取りが5級相当しか点を取れなかった私には超難関である。

実は最近、本棚にまだ初中等の聞き取り問題集が残っていたので、
まだやってない模擬試験問題を試しにやってみたら、やはり5級程度の点しかとれなかった。

2年前から全く進歩がないという事実は、何もやってないから当然というのは頭ではわかるが、
やはりガックリくる。


さて、次の読解もやはり4つの部分に分かれている。

第一部分は間違いのある文を選ぶものである。間違いは文法とは限らない。
第二部分は、短文にいくつかある空欄に当てはまる単語を選ぶもの。
第三部分は、長文の中にある空欄に当てはまる単文を選ぶものである。
第四部分は、いわゆる読解で、長文があってその後その内容に関連する質問に答えるもの。

全体としては、読解というより、総合の試験と言った方が相応しいように思われる。


最後の作文は、長文が与えられ、その後それを四百字ほどで要約する、というものである。
旧HSKの高等ではあるテーマに対して勝手に四百字で文章を書くものだったが、要約に変わった。

この変更により、簡単になった部分もあり、難しくなった部分もある。

これから、もっと詳しく書いていく。

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