ご存じのように、中国は春節が伝統的な新年なので、
元旦は祝日のひとつ、ということだが、
会社のメールでは"新年快乐"という挨拶もあったりして、
こちらでもだんだん"新年"という雰囲気を持ってきているように思われる。
今年は、元旦から3日までの3連休が中国政府が定めた祝日だ。
つまり、大晦日は土曜日なのに出勤日だったわけだ。
中国の祝日は太陽暦の10月1日である国慶節と元旦をのぞいて、
太陰暦で定められており、かつその当日を含めて3連休が基本である(春節と国慶節を除く)。
祝日は当日だけで、その後の2日間は週末の振り替えという扱いなので、
祝日の前後の週末は出勤日になってしまうケースがよくでてくる。
2012年は1月1日が元旦なので、1日から3日まで3連休、1日は祝日だが日曜でもあるから
2日はその振り替えという扱い、3日は直前の土曜(つまり12月31日)の振り替えとなり、
12月31日は出勤日となった。
中国で一般的かよくわからないが、私のいる会社は有給休暇が12月末で
期限切れとなり、しかも翌年に繰り越せないので年末は余った有給を消化する人が増え、
しかも今年は12月31日が土曜出勤日だったことから、その日の会社に人はまばらだった。
ということで、残業もせず早めに会社を出たわけだが、今年は家に帰っても紅白は見られない。
マンションには"NHKワールド"というチャンネルがあり、毎年きちんと紅白をやってくれるのだが、
一週間ほど前に、部屋のテレビが壊れてしまったのだ。
マンションからの借り物なので、管理人に取り替えを依頼したが「1月7日になります」。
正月の3連休にテレビがないのも、かなり寂しい。本でも買ってこなければ、
と思い、"八佰伴"の近くにある本屋"上海书城"に行って新しい本を探すことにした。
3連休の時間を持て余してしまっても困るので、今日は是非とも何か買わなくては。
ただ、入った時間がもう閉店時間に近くて、ゆっくり選んでいられなかったので、
適当に目に入った本を買った。
「8分钟的温暖」 夏茗悠
「凉宫春日的忧郁」 谷川流
最近読んだ「经济为什么会崩溃」とは180度異なる路線で、
まったく、両方ともいい年をしたオヤジが読む本ではない。
そのうち、これらの本のことも書いてみる。
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