2011年12月31日土曜日

読書 经济为什么会崩溃(3)

最初、3人の生活はとても苦しい(生活很艰苦)。

島の周りに魚はたくさんいるが、素手で捕まえるため、
一人一日一匹とるのがやっとで、それを食べて何とか生きていける。

ある日"艾伯"は、もっとうまく魚を捕る方法はないかと考え、
木の表皮などを使って網を作りはじめる。

他の2人"贝克"と"查理"は"艾伯"をバカにするが、"艾伯"はがんばって作り続け、
一日かけてやっと完成した(织完了渔网)。

その日"艾伯"は結局何も食べられずに過ごしたが、次の日その網で魚を取り始めたところ、
どんどんとれる。

一日分の食料(魚一匹)はすぐとれてしまうので、残りの時間は余暇としてのんびり過ごすとか、
余分に魚を捕って蓄えておくとかいうこともできるようになった。

つまり、魚を捕る時間を犠牲にして網という資本を創り(通过自我牺牲创造了资本)、
結果として生産性が向上したので(生产力提高了)、生活が豊かになったということだ。

こうなると、他の2人ももちろん網がほしくなる。

ただ、"艾伯"のように飲まず食わずで網を作るのはいやなので、
網を作る日の分の食べ物として、"艾伯"から魚を借り受けることにした。

「網ができたら、あとから倍にして返すから(你借给我们一条鱼,我们会还两条)」

こうやって銀行業務の原型が誕生するとともに、その投資がうまくいって
3人とも網が使えるようになると、島の生産性がさらに向上し、生活の質も向上する。

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