2011年6月7日火曜日

読書 双面胶(1)

【注】ストーリーなど詳しい内容を書きます。

最近読んだ本について、少し書いてみたい。

やはりこの本も、本屋でなんの予備知識もなく選んだものだ。

作者は"六六"という名前の女性である。

この本の前に既に何冊も本を出していて、帯に書いてある宣伝文句によると、
テレビドラマ化もされているとのことなので、おそらく人気があるのだろう。

この本を選んだのは、単に一番薄くて読みやすそうだったからだ。

まだ、(外国翻訳ものでない)中国人作家が書いた小説を読むのに
慣れていないし、状況が想像しやすいものが望ましい。

題名の中にある"胶"は、ゴムという意味である。

題名全体としては「ふたつの顔を持つゴム」ということなのだろうか。
嫁姑の間に挟まれてゴムのようになってしまうダンナ、という意味か?
読み終わった今でも、よくわからない。

上海を舞台にした、嫁姑の確執と、間に挟まれるダンナの話のようなので、
気軽に読めるかなあ、と思っていた。

が、大間違いだったことがあとで分かる。

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