さて、試験の中身について。
なぜ、読解を最初に書くかというと、簡単だから。
日本人は漢字がわかり、かつ語彙が日本語と似ているものも多いので、
(1)簡体字がちゃんとよめること
(2)接続詞、前置詞のような基礎的な文法の知識がわかること
という条件を満たせば、文章の大意を理解することができる。
読解の問題は、文章の意味合いを問うものである。
■筆者は何を言いたかったのか、正しいものを選べ
■この文章の内容と異なっているものは次のうちどれか
みたいな感じで、当然のことながら「意味的に微妙な選択肢」というのは
あまりないため、正しい選択肢を選ぶことは比較的易しい。
ただし、結構量が多いので、
(3)大量の中国語の文章に辟易しないこと
も重要である。
ゆっくりやっていると時間が足りなくなるので、読むのも回答するのも
スピード勝負になる。
その点は、やはりある程度訓練して慣れる必要はあるだろう。
テクニック的には「まず設問を一度読んでから文章を読む」という方法もあるが、
私個人の経験だと、あまり凝った設問はないため、文章を読んでからやるのと
それほど効率に違いはないように思われたので、これは使わなかった。
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