2011年5月17日火曜日

HSK初中等(3) 読解(阅读)

さて、試験の中身について。

なぜ、読解を最初に書くかというと、簡単だから。

日本人は漢字がわかり、かつ語彙が日本語と似ているものも多いので、

(1)簡体字がちゃんとよめること
(2)接続詞、前置詞のような基礎的な文法の知識がわかること

という条件を満たせば、文章の大意を理解することができる。

読解の問題は、文章の意味合いを問うものである。

■筆者は何を言いたかったのか、正しいものを選べ
■この文章の内容と異なっているものは次のうちどれか

みたいな感じで、当然のことながら「意味的に微妙な選択肢」というのは
あまりないため、正しい選択肢を選ぶことは比較的易しい。

ただし、結構量が多いので、

(3)大量の中国語の文章に辟易しないこと

も重要である。

ゆっくりやっていると時間が足りなくなるので、読むのも回答するのも
スピード勝負になる。

その点は、やはりある程度訓練して慣れる必要はあるだろう。

テクニック的には「まず設問を一度読んでから文章を読む」という方法もあるが、
私個人の経験だと、あまり凝った設問はないため、文章を読んでからやるのと
それほど効率に違いはないように思われたので、これは使わなかった。

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