欧米ものの推理小説も、もちろん日本のように「何でも全部そろっている」とは
いかないが、それなりにはある。
古いところでは、コナンドイル、アガサ・クリスティ、
エラリー・クイーン、レイモンド・チャンドラーなどはある。
※推理小説としてはマイナーな日本の「小栗虫太郎」や「夢野久作」
まで売っているのにはビックリした。でも横溝正史はなかった。
特にクリスティは充実していて、ほぼ全部が翻訳されている感じだ。
ただ、それ以降の欧米ものはあまり充実していないように思われる。
まあ私も最近の欧米ものはあまりフォローしていないので、知らないだけかもしれない。
※ロバートBパーカーがあったら読みたかったのだが。
内容がちょっと暴力的だから許可されなかったのだろうか。
私が読んだのは、
クリスティ(克里斯蒂) 「ABC殺人事件(ABC谋杀案)」
「オリエント急行殺人事件(东方快车谋杀案)」
「スリーピングマーダー(沉睡的谋杀案)」
クイーン(奎因) 「Xの悲劇(X的悲剧)」
チャンドラー(钱德勒) 「長いお別れ(漫长的告别)」
「さらば愛しき女よ(再见,吾爱)」
「プレイバック(重播)」
「スリーピングマーダー」を除いて、全て日本語と英語で読んだことがある。
翻訳者との相性の問題かもしれないが、クリスティは非常に読みやすかった。
クイーンは、ドルリー・レーンシリーズということで、シェークスピアとか
演劇関係の話題のところがやはり難しかった。
チャンドラーは、日本語でも英語でも何度も読んだことがあるのだが、
元の英文が難解というところもあって、中国語も難解だったように思われる。
とはいえ、好きな本だと、少し大変でも読むのは楽しいものだ。
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