学校のHSKクラスで、最も時間を費やすのは、文法の学習である。
これは一つには、文法は読解など他の試験項目の基礎でもある、ということもあるし、
文法は覚える項目が大量にある、ということでもある。
挙げていくときりがなくなってしまうので、それはまた別途ということにするが、
一つだけ書いてみる。
私は方向補語の感覚がいまだにつかめない。
上来、上去、下来、下去
いったいどう使い分けろと言うのか。
何かの動作を今後も引き続きやるばあいは「下去」
不正常な状態から正常な状態に戻ったときは「下来」
まあ、去と来は感覚的に理解できるが、なぜ下なのか...
こんなことをいちいち考えながら人と話すことなんてできないが、
試験で多少確信をもって選択肢を選ぶことぐらいはできるようになった。
「これがどの程度、現実に役に立つのかな...」という疑問は拭い去れないものの、
役に立つ方向なのは間違いないので、我慢して覚えよう。
文法の試験も、設問数と比較して時間が短いため、スピード勝負の側面が強い。
練習問題をたくさんやれば、パターンがわかってきて、
設問中にはパターンに当てはまるものが何割かはあり、それらは機械的に
回答することができるので、時間を食う問題を考える時間を確保できる。
時間を食う問題というのは、選択肢に書かれている句がかなり長く、
構成も少し複雑なので、全ての選択肢を注意深く読んで考える必要がある。
こういった問題が難しいとは限らず、回答を選ぶことは簡単な場合もある。
スピード勝負とはいえ、落ち着いてさえいればなんとかなる。
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