2011年5月7日土曜日

中国語の本を読む(6)

英語原作の本ということでは、推理小説ではないが、もう一つある。

サリンジャー (塞林格) 「ライ麦畑で捕まえて(麦田里的守望者)」

これも、日本語でも英語でも何度も読んだ本だったので、ぜひ中国語でも
読みたいと思っていたが、なかなか本屋で見つけることができなかった。

内容的に許可されないのかなあ、と思っていたのだが、そうしているうちに、
原作者のサリンジャーが亡くなった、というのが中国でもニュースになった。

その後、本屋に行ったら簡単に見つけることができた。新たに入荷したか、
目立つところに置き場所を変えたのであろう。
----

これで、「もともと好きな本」で中国語訳があるものは、ほぼ尽きてしまった。

このような形で翻訳書を読むのは、中国語に慣れ親しむことができるのと、
好きな本を読めるから楽しい、というところはよいのだが、
やはり中国人が書いた本を読んだ方が、例えば中国の文化を理解するとか、
日常会話における言い回し、みたいな知識が身に付くので、
もちろん、中国の作家の本を読む方が望ましい。

だから、これ以降は、本屋で中国人作家の小説を読むようにしている。

適当に手に取っているだけだから、題名や導入から想像していたのとは
違った展開になる場合もある。

また、やはりもともと内容を知っている本を読むのと違って、
意味が通じない部分が多いので、苦労しながら読んでいる。

もう少し後になったら、読んだ本についても、少し書いてみたいと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿