上海に赴任しているといっても、私の場合仕事で中国語を使わなくてもよい環境にある。
上海は日本人も多く(少し前にニューヨークを抜いて世界一多いらしい)、
生活するのために必要な中国語は決して多くない。
ある意味とても恵まれた環境と言えるわけだが、
しかし、やはり多少なりとも中国語が出来るようにならないと、
日本に戻ったとき「中国に赴任してました」と言いにくい。
さらに、現在のような先の見えない状況では、いつリストラになるかわからないし、
そうなった場合「中国語が出来ます」というのは多少なりとも有利に思われる。
つまり、実のところ私には中国語を学ぶための「自発的な動機」はなく、
どちらかというと「やっぱやったほうがいいよねー」という受動的なものだ。
英語の場合は違った。
小説を読みたい、歌を歌いたい、TV番組をみたい、という語学の先の目的があったからだ。
私が中国にもう4年近くいるのに、いまだに中国語がこのレベル(実用にならないレベル)に
留まっているのは、このモチベーションの違いが一つの要因のように思われる。
でも、その他にも大きな要因がある。
0 件のコメント:
コメントを投稿