2011年3月15日火曜日

中国語学習の難しさ(4)

さて、では話す方はどうだろう。


もちろん、まずは声調含めた発音暗記作業が前提条件となる。

さらに、話す際には「声調含めて正しく発音する」という、これまた厳しい条件も加わる。

中国語の発音の難しさは、英語の比ではない。

もちろん「英語をNativeのように発音する」のは難しい(というより不可能)だが
「とりあえず通じる程度に発音する」のであれば、ローマ字発音でもそれなりに何とかなる。

中国語は「何とか通じる程度に発音する」までの壁が非常に高いのだ。

ただ、この辺は、何というか、私だけの問題なのかもしれない。

もともと、私は日本語を話すときも、声が低くぼそぼそ話すので、
一回で聞き取ってもらえないことがしばしばある。

一方中国語は声調が重要である関係上、大きい声で、トーンを高くして話される傾向にある。

まったく私に向いていないような気がする。

ただ、まあ、考えてみれば、大学生の時初めてアメリカに旅行して、
地球の歩き方をたよりに(かなり安い方の)ホテルに行って
「今日部屋はあるか」と一生懸命英語で聞いたのに、

「はぁ?、あんた、何いってんのかわかんないわ」

と、フロントのお姉さんに冷たく突き放された記憶を思い起こせば、
英語も最初の頃はかなり苦労していたのだから、
中国語も地道にやっていれば、いつか「はぁ?」と(あまり)言われなくなる日が訪れる...

と言い聞かせて前向きになるしかない。


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