2011年4月12日火曜日

外国の固有名詞(3)

私たちが勉強する際の、中国語のテキストには(中国にとっての)外国人が、
たくさん登場する。

日本の英語の教科書は、当然のことながらTomだのJohnだのという英米系の
名前ばかりだが、中国語テキストは、バラエティ豊かだ。

英米系の他に、韓国人や日本人もよく出てくる。

日本人の登場人物は「田中」さん、「山本」さん、「鈴木」さんなどだろうか。

ただ、もちろん主役は英米系人物である。

David 大卫dawei
Anna 安娜anna

アンナはもろそのままだからよいとして、Davidがdaweiとは?
Davidは「ディヴィッド」では? ダァではなく?

もっと違うのは、Johnである。

John 约翰yuehan

「ユエハン?」

思うに、英語系名の「ジョン」ではなく、ドイツ系の「ヨハン」から来ているのか。
Davidも英米系の「ディヴィッド」ではなくドイツっぽい「ダーヴィッド」からか。

日本のローマ字も、アメリカというより欧州から学んだ、という感じがするが、
中国のピンインもそうだし、こういった古くから使われていたと思われる外来語には、
アメリカというより欧州の影響が強く感じられる。

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