2011年4月26日火曜日

中国語の本を読む(3)

この「シャーロックホームズ短編集」は、子供向け、かつ私は内容を全部よく
知っている、という条件があっても読み進めるのは非常に辛かった。

※英語の原書(ペーパーバック)をはじめて読んだときもすごく辛かったが、
  それと同程度ぐらいだろうか。

もちろん、私が中国語をはじめて1年も経っておらず、
語彙や文法が全く身に付いていなかったから、ということが主な原因だと思う。

時間はかなりかかったが、それでも、なんとか最後まで読み切ることができた。

こういった英語の翻訳ものを読む際、中国語初心者の私にとっての問題は、
「固有名詞」である。

※本当は具体例を挙げられればよかったのだが、この本なくしてしまったので...再度すみません。

いくら内容を覚えているといっても、登場人物や地名を全部覚えているという
わけではない。

これ、前にも書いたと思うが、中国語は単語を分かち書きしないので、
文を読んだときに、これは固有名詞の一部なのか、それとも文章の一部なのかが
わからなくて、もともと難しい解読が、より一層難しくなるからだ。

ただ、いま考えてみると、どうも英語の固有名詞を音訳する際に使われる漢字は、
「一般的にはあまり文章で使われない」ものが選んで使われているように思われる。

もしかして、程度の違いはあれど中国人も同様の悩みを抱えているのかもしれない。

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