2011年7月16日土曜日

テレビの活用(3)

実は、英語のリスニングとして、テレビのニュース番組を見ていた時期もあった。

大学時代は主に神奈川に住んでいたのだが、当時TVKの夜11時頃から、
ITNニュースという30分の英語ニュースをやっていた。

これは、別にアメリカのニュース番組をそのまま持ってきた、というわけではなく、
国際放送用に作られた番組だったらしく、世界での主な出来事をあつかっていた。

もちろん、アメリカのニュースもあるが、それ以外のニュースが多い。
当時イスラエルとパレスチナのニュースを、毎日のように報じていた。

このブログで以前「外国の固有名詞」について書いたことがあるが、
いま考えてみると、英語でも「外国の固有名詞」は結構驚かされることがあった。

イスラエルでよくニュースに出てくるのは「エルサレム」であるが、
英語では「ジェルサルム」みたいに聞こえる。

同様に、南アフリカの「ヨハネスブルグ」は「ジョハネスブゥグ」という感じになる。

このITNニュースで頻繁に出てくる地名で、ずっとわからなかったところがある。

 "..... イン ジニーバ ........."

「どこだろうジニーバって...イタリアのジェノバのことではなさそうだし」などと思っていたが、
最初は調べるすべも全くなかった。

そもそも、このニュースを見始めた頃は、英語のリスニング能力もほとんどなく、
ニュースの意味そのものがさっぱりわからなかったので。

でも、毎日見ていれば、少しずつ手がかりが得られてくる。

「どうも、国際的な会議がよく開かれてるらしい」
「なんか、スイスにあるみたいだ」

調べてみて、ようやくわかった。

"GENEVA" 「ジュネーブ」

確かに素直にこれを読むと「ジニーバ」になるなあ、と妙に納得したことを覚えている。

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