2011年7月26日火曜日

"知道了"と"明白了"

中国に限らないが、東南アジア圏で頻繁に使われる英語のフレーズがある。

"noted"

※うちの会社だけかもしれないが。
   でもアメリカやイギリスではあまり聞いたことがない。

口語というより、メールでなにか頼んだり、情報を伝えたときの返事として使われる。
日本語で言う「了解」の感じだが、字面としては「書き留めました」なので、
内容を理解しているのか、本当にお願いを実行してくれるのか不安な感じがする。

"知道了"と言われると、"noted"と同様の不安を感じる。

なんか「知らない状態から知った状態に変わっただけ」という感じがして、
「こっちが言っている意味ちゃんと理解してんの?」と聞きたくなってしまう。

日本語の「分かりました」「了解しました」は"知道了"と"明白了"の
両方の意味を含むように思われる。

なので、概念として2つを明確に区別できないが、たぶんこんな感じなのだと思う。

"知道了"「わかりました」
"明白了"「(知ってはいたけれどいままで理解できなかったのを)理解しました」

きっと、ほんとは"知道了"も単なる"noted"の意味に加えて「理解しました」という
ニュアンスも入っているのであろう。

でも、やっぱり"知道了"といわれると少し不安だ。

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