2012年5月5日土曜日

新HSK(20) 高級 朗读

朗読は文字通り朗読の試験である。

問題用紙に書いてある文章を朗読するだけ。

単純極まりない。

どのように採点されるのかよくわからないが、
まずはピンインと声調を正しく発音することが必要で、
さらに、文章の内容に応じて読み方を調節する。

句読点があるところはもちろん、ないところでも、
日本語で言うと文節の区切りのところで一呼吸おいたりする。

また、意味的に重要と思われる部分はゆっくりと強めに読む。

基本的なところは、日本語の文章を朗読するのと同様に思われる。

模擬試験の問題文をいくつか見てみると、
やはり中には私がぜんぜん読めない単語が一つ二つは必ず混じっている。

こういう場合は適当に読むか、最悪の場合は飛ばすとかすることになるが、
重要なのはそこで読むのを止めてしまったりして、流れを壊したりしないことだ。

これは朗読という観点からそのほうが望ましいというところはもちろんだが、
朗読する時間は2分と決まっていて、私の読む速度では、
油断してゆっくりしていると2分以内に読み終わらなくなってしまうからだ。

また、朗読の練習では学校の先生に声調の誤りをたくさん指摘されるのだが、
その大半は「単語で読めば正しく読める単語」であった。

 つまり「いくら読み方を知っている単語でも、文章の流れの中で読むと、
 声調を正しく言えない場合が多い」ということだ。

前後との関係でそうなってしまうのかもしれない。


先生に指摘されたのは「1声が2声や4声になることが多いですよ」だった。
1声は明確に1声として発音するように注意しなくてはならない。

まあ、実際は「声調をなんとなくしか覚えてなくて、これは1声だ、という
確信なしにあいまいに読んでるから」という部分も大きいのだが。

とはいっても、以前も何度も書いているように、声調の全暗記は私にとっては
途方もない作業で(覚えたつもりでも3秒たつと忘れるから)、非常に厳しい。

とにかく「朗読らしい流れ」だけは何とかできるようにしたい。



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