2012年5月10日木曜日

新HSK(21) 高級 回答问题

これは、問題用紙に質問が書いてあってそれに口頭で答えるわけだが、
出題は2問あり、中身はさまざまである。

「あなたの趣味は何ですか」
「ブランド商品は好きですか」

こういうのは比較的話す内容を思い浮かべやすい。
ただ、もちろん2分半の回答時間を埋めて、かつ話を終了させなくてはならないので、
きちんと構成は考える必要がある。

趣味の話は、終わらせ方が難しいと思う。

「子供のころから趣味は読書でした」
「こんな本が好きです。なぜかというと...」
「これからも読書を楽しみたいと思います」

なんか、 小学生の作文みたいでイマイチな気がするが、
他にどう終わらせればいいのだろう。

「 あなたもこの本を読んでみたらいかがですか」とか?

もっとイマイチな感じがする。

こういう問題がきたら無意味に悩みそうなので気をつけないといけない。


これに比べれば「ブランド商品」への回答は定番の構成に従えばよい。
「好きです。理由は2つあります」
「1つ目の理由は....」
「2つ目の理由は...」
「これらの理由で私はブランド商品が好きです」

内容は時間も踏まえて考える必要はあるが、少なくとも構成に悩むことはないので、
気は楽である。



「両親は子供に対して厳しくすべきですか、それとも優しくすべきですか」
「現代は痩せていることが美とされる時代ですが、それについてどう思いますか」

こういう、とっても深い質問もある。
まじめに答えて「一概にはなんとも言えない。なぜなら...」と
言いたくなってしまうが、そこをぐっとこらえて、
無理やり「定番の構成」に当てはまるような単純化した回答を考える。

なんか不本意だが、ただの中国語の能力を問う試験なのだから仕方がない。

模擬試験問題集には、これら質問への模範解答が載っているのだが、
私が決して使えないような成語を含む語彙を駆使して、構成もしっかりしている
本当に立派な回答が書いてある。

しかもえらい長文で、私が読んだら決して2分半以内には終わらないであろう。

これが100点だとすると、私の回答(子供みたいな文章で、
文法も発音もたくさん間違っている)は、いったい点数を取れるのか、と思う。


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