今回は、個々の部分ではなく、全体の流れについて書いてみる。
試験は音声が流れ、それに対して自分の声をマイクを通して録音する、
という形で行われるようである。
試験問題以前にも、
「あなたの名前は何ですか」
「あなたはどこの国の人ですか」
「試験番号は何番ですか」
という質問があり、口頭でマイクに向かって回答する必要がある。
名前は、日本語の名前を言えばいいのか?
それとも名前の漢字を中国読みしたほうがいいのか?
とか思ってしまうが、まあこれは日本語の名前を言うべきだろう。
これが終わると"听后复述"が始まる。
3問連続でやると、全部で10分もかかっていないのに、
私はもうへとへとに疲れている。
もちろん、あまり聞き取れない中、がんばって内容を推測し、
それに基づいて文章を考えるのが非常に大変だからだ。
そのあと、"朗読"と"回答問題"の準備として10分間与えられる。
これは準備もそうだが、より重要なのは気持ちをリセットして
モチベーションを再度持ち直すことだ。
ただ、もし "听后复述"が全く答えられなかったりしたら、
合格の可能性も消えてしまうので、その時点でやる気はなくなってしまうだろう。
その意味で、"听后复述"をいかに頑張れるかが、まず大きなポイントである。
10分の準備期間の後は、"朗読"と"回答問題"がまた連続でやってくる。
私の場合、読むのがゆっくりで"朗読"は常に時間ぎりぎりまでかかるので、
終わった瞬間に"回答問題"の1問め、ということで息つく暇がない。
これが気持ちを落ち着かせられないまま "回答問題"に入る要因になっている。
ここできちんと気持ちを立て直せるかどうかも、大きなポイントである。
全体としては30分足らずの短い試験なので、うまくいかなかった問題を、
いかに後に引きずらないように、集中を維持できるかが重要だろう。
うまくいかない問題は必ずあるので。
言うは易し、ではあるが。
0 件のコメント:
コメントを投稿