いちおう、予定通り7時前に起きて、地下鉄に乗って試験会場に向かう。
会場は、静安寺駅から7号線で一つ北に行った駅のそばだった。
以前、旧HSK初中等を受けたときの会場は、上海交通大学だった。
大学の構内が広くて、学校の先生の案内がなければ、いくのにすごく時間がかかったと思うが、
今回のところは、駅の出口からすぐだし、非常に分かりやすかった。
先週、学校の先生に「六級受けるのはあなた一人だし、自分で行ってください」といわれて、
若干寂しい感じもしたが、まあ当然といえば当然か。
8時半すぎに会場のある建物に着いたが、案内がないので、
その建物のどこに行けばよいのかわからない。
受験生らしき人も結構歩いているが、迷っている様子の人は見あたらない。
みんなはじめてではないのだろうか?
入り口から入ってうろうろしていると、少し奥へ進んだところにもう一つ大きな入り口があり、
そこである人が「会場はどこ?」と聞いているのに出くわした。
その人も私同様日本人のおじさんで、六級の場所を聞いていたので、
さりげなく通り過ぎつつ聞いてみると聞かれた若いお兄さんは「3階ですよ」と言っている。
そのお兄さんは係の人なのだろうが、外見は大学生みたいで、
全然受験生と見分けがつかない。
いったいあのおじさんはなぜ彼に聞こうと思ったのだろう。
まあ、ともあれ3階に上り、試験会場は無事見つかった。
教室に入って係の女性にパスポートと受験票を確認してもらって、
名前が書いてある席に着く。
まだちょっと時間があるので、一息ついたらトイレに行きがてら構内をぶらぶらしてみる。
受験生は大半既に到着していて、廊下で友達としゃべったりしている。
しかし、聞こえてくるのは韓国語ばかりだなあ。
韓国ドラマ以外で、こんなに大量の韓国語を聞くのは初めてだ。
日本語も多少聞こえてくるが、声が小さいからか、ぜんぜん目立たない。
中国人も声がでかいけれども、韓国人も声がでかいなあ。
受験生は見た目で99%東洋系、というか極東系で、受験生に中国人はいるわけないから、
日本人と韓国人ということなのだろう。大学生ぐらいの若い人が多い。
席に戻ってみると、さっき会場を聞いていた日本人のおじさんが
私の隣に座ったのでちょっとビックリした。
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